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| 300体を超える弥生時代の人骨が出土した山口県の土井が浜遺跡。ここから出土した弥生人の人骨は、日本人の起源、または縄文人との形質変化を考えるうえで重要な資料を提供してくれる。松下孝幸館長もまた、ここ土井が浜を中心に中国の研究者達との共同研究やシンポジウムの開催など、長年にわたり渡来系弥生人の研究に従事してきた。沖縄県、具志頭村のガルマンドゥ原洞穴遺跡から縄文時代中期のものとみられる人骨が縄文土器片を伴うかたちで出土した。その発掘調査に当たったのが、松下館長を中心とする人類学ミュージアムのメンバーである。これら出土した人骨を日本人のルーツとも言われる「港川人」の人骨と比較をしたところ、153cmほどと小柄な「港川人」に対してこれら縄文人は、160cmほどもあるという。また、現在の沖縄の人につながる南西型弥生人も低身長であったことからこれら後期縄文人が比較的大型であったことが分かる。沖縄は、縄文人と弥生人との関連性、未だ謎の多い日本人のルーツや日本の古代史を考えるうえで重要な地域と言えそうである。 |
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